のど飴

☆VHS「私設銀座警察」 佐藤純弥
戦後、復興していく日本の中で薄汚い軍服を着て生きる渡瀬恒彦は完全に亡霊。ラスト、生霊・渡瀬が乱交に興じる梅宮辰夫らを大殺戮するかと思いきやポン中の悲しさ、あっけなく吐血→死亡。皆がうやむやにして忘れ去ろうとしてる存在が「ロイビーン」( もしくは「忘れられぬ人々」)のように反撃・復讐すれば観てるこっちもスカッするが、そこは敗戦国の美学。吐血→死亡。劇中、豚が死体を貪るシーンあります。「デビルスピーク」「ハンニバル」より早い(が、この指摘は何の意味ないので注意が必要だ)。この作品をフェイバリットに挙げていたペス公の美学にも思いを馳せる(やや脚色あり)。

さて、久方ぶりに映画の感想を書いてみましたが、一本の作品の感想の中に四本も他作品が出てくるのは「知ってます」という虚栄の臭いが…する…

岸野雄一が「ネットには“こう見られたい自分”という表現しか出てこないからつまらない」と昔言っていたのを思い出す。
そういうのを剥ぎ取ったうえで何か感想など出てくるのか???感受性の限界を感じる…と感受性をアピール!
岸野雄一が「ネットには“こう見られたい自分”という表現しか出てこないからつまらない」と昔言っていたのを思い出す。

せっかく再開したのにはやくも思考が糞詰まり!漫画でも描くか?